えぞ鹿の美味しい時期は11月~12月。
エゾ鹿は雪で山が覆われてしまうとえさが少なくなるため、晩秋から脂を蓄えます。
この脂自体は融点がたかいので、あまりたくさんは食べれませんが、赤身肉の中にたっぷりと脂が入っています。
エゾ鹿だけではなく、ジビエ肉は仕留めた後の処理が非常に重要です。
ネックショットで心臓を止めることなく失血死させ、すばやく処理をしてくれるような猟師さんの仕留めたエゾ鹿は臭みなどまったくなく、とても美味しいです。
とはいっても年齢のいった雄鹿は獣臭も強くなってきます。
わたしも加齢臭には気をつけないとまずいですね(笑)
ステーキにするなら、雌鹿か若い雄鹿がいいと思います。
大きい鹿はシチューなどの煮込み料理やミートソースにすると味が濃くて美味しいですよ!
エゾ鹿は果物と相性がいいです。
写真のステーキはハマナスを味付けして添えています。
あまからくまからでチタタププにエゾ鹿の肉をつかっています。
プクサ(行者にんにく)といっしょに叩いてもらいます。チタタプ、チタタプ。
チタタプした肉はオハウに入れて鉄鍋で召し上がっていただきます。