ジビエ料理 あまからくまから・東京

日本橋人形町と浅草にあるジビエレストラン

熊肉を食べて得られる効果は?美肌・貧血の改善などの効果を紹介

熊肉を食べて得られる効果は?美肌・貧血の改善などの効果を紹介

ジビエ(gibier)の中でも、熊肉は古くから滋養に富む食材として知られてきました。熊を「山の神からの授かり物」と呼び、同じ山で採れた山菜などと合わせて、薬膳の材料として珍重してきた地域もあります。

熊肉を食べると、どのような効果が期待できるのでしょうか。この記事では、熊肉に多く含まれるとされる栄養素や、熊肉を使った人気メニューを紹介します。

熊肉を食べることによる効果

熊肉を食べて得られる効果は?美肌・貧血の改善などの効果を紹介

近年では、ジビエの代表である鹿肉(もみじ)や猪肉(ぼたん)と並んで、熊肉が食べられるジビエレストランが増えてきました。奥山で暮らす熊の肉は、牛や豚などの畜肉よりも脂肪分が少なく、ヘルシーで健康を増進させる「パワーフード」として注目を集めています。

ここでは、熊肉を食べることによる効果を3つ紹介します。

  • 貧血や冷え性を予防し、エネルギーを補給する
  • 体に必要な栄養を補い、疲労回復を促進する
  • 豊富なコラーゲンで肌に潤いを与える
貧血や冷え性を予防し、エネルギーを補給する

熊の狩猟を生業とする「マタギ」の間では、熊肉には体を内側から温める効果があることが知られてきました。貧血の薬として、熊の血液を珍重してきた地域もあります。

熊肉はエネルギー量が大きく、体の代謝を高める食材です。また貧血や冷え性を予防する働きをする鉄分(ヘム鉄)も豊富に含んでいます。熊肉を食べることで、血行を改善する効果が期待できるでしょう。

体に必要な栄養を補い、疲労回復を促進する

熊肉には、疲労回復を促進する効果もあると言われています。熊肉は体に吸収されやすいヘム鉄に加えて、ビタミンB1(チアミン)を豊富に含んでいるからです。

ビタミンB1は、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種で、不足すると食欲不振や疲労、体のだるさなどの症状が現れます。「最近、少し疲れを感じる」という方は、熊肉を食べてパワーを補いましょう。

豊富なコラーゲンで肌に潤いを与える

熊肉は健康を増進させる効果だけでなく、その美容効果から珍重されてきた食材でもあります。熊肉には、肌に潤いや弾力を与えるとされるコラーゲンが豊富に含まれており、美肌のための食材としても人気です。

古来より、熊肉が大切に食されてきたことには理由があります。美肌・貧血の改善などが期待できる熊肉を食べてみたい方は、ジビエレストランを利用してみましょう。

熊肉に多く含まれる栄養素

国土の大半が山である日本では、古来より熊の肉や内臓、骨、血液、脂などを「山の恵み」として活用してきました。とくに熊肉は、狩猟肉の中でも滋養があるとされ、さまざまな栄養素を含むことが分かっています。

ここでは、熊肉に多く含まれる4つの栄養素の働きについて解説します。

  • ビタミンB1
  • 鉄分
  • オレイン酸
  • コラーゲン
ビタミンB1

ビタミンB1は、豚肉や魚、玄米などから摂取できる栄養素です。熊肉にも多く含まれます。

ビタミンB1は、体内でブドウ糖をエネルギーに変換するときに必要な栄養素です。ビタミンB1が不足すると、十分なエネルギーを産生できなくなり、重篤な場合は脳や神経の障害を引き起こします。

江戸時代に流行した脚気(かっけ)の原因となったのも、食生活の中心が玄米から精白米へ移行したことによるビタミンB1の欠乏だと言われています。

鉄分

鉄分は、人体に欠かせない必須ミネラルの一つです。赤血球のヘモグロビンに多く存在しており、鉄分が不足すると集中力の低下や頭痛、食欲不振などの貧血症状が現れます(※)。

鉄分には、肉や魚に多いヘム鉄と、野菜に多い非ヘム鉄の2種類があり、熊肉に含まれるのは吸収率が高いヘム鉄です。

厚生労働省「鉄(てつ)」

オレイン酸

オレイン酸は、オリーブ油などに多く含まれる不飽和脂肪酸(一価不飽和脂肪酸)です。健康に好ましくない影響を与えるというイメージが根強い飽和脂肪酸と対照的に、不飽和脂肪酸には悪玉コレステロール(LDL)をゆるやかに減少させる効果があると言われています。

オレイン酸が豊富に含まれている熊肉は、コレステロールの摂取を抑制したい方にとっておすすめの食材です。

コラーゲン

コラーゲンは繊維状のタンパク質で、皮膚や骨、血管の組織を結合させ、強度を保つために欠かせない成分です。体内に存在するタンパク質の約30%をコラーゲンが占めています(※)。

コラーゲンには、肌に潤いや弾力をもたらす効果や、筋肉・腱・骨を丈夫にする効果、関節の働きを良くする効果があると言われており、熊肉から豊富に摂取できます。

国立健康・栄養研究所「素材情報データベース」p1

熊肉を使った人気メニュー

熊肉は滋養が豊富なだけではありません。肉は濃厚で旨味が強く、脂にほのかな甘みが感じられることから、ジビエファンにも人気の食材です。

ここでは、熊肉を使った人気メニューを3つ紹介します。

  • 熊鍋
  • ステーキ
  • しゃぶしゃぶ(熊しゃぶ)
熊鍋

冬ごもり前の時期になると、熊は冬眠の準備のため、体内に脂を蓄えます。この脂の旨味や味わいは、ジビエの中でも絶品とされ、近年熊肉の人気が高まっている理由の一つです。

なお、熊肉の脂を味わうなら、鍋で食べるのがおすすめです。熊肉はヒグマとツキノワグマで大きく風味が異なるため、熊鍋にして食べ比べてみるのもよいでしょう。

また、熊鍋は初めてジビエを食べる方にぴったりのメニューでもあります。熊肉というと、「臭みがある」「野性的で癖が強い」というイメージがあるかもしれません。しかし、しっかりと下ごしらえした熊肉は食べやすく、獣臭もほとんどありません。

脂ののった熊肉は、秋から冬にかけて仕入れが始まります。熊鍋を食べてみたい方はこちらからご予約ください。

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ステーキ

体が大きいヒグマの場合、ステーキとしても食べられます。ただし、体重が300kgを超えるようなヒグマは肉質が硬いため、生体で60kg~100kgくらいの大きさのヒグマがおすすめです。

熊肉にも、牛や豚と同じようにロースや肩ロースなどの部位が分かれています。そのまま焼いて食べる場合は、ロース・肩ロース・ランプ・リブ(バラ肉)など、肉質がやわらかく脂ののった部位が適しています。

しゃぶしゃぶ(熊しゃぶ)

ロースや肩ロースなどの部位は、薄くスライスしてしゃぶしゃぶ(熊しゃぶ)にするのもおすすめです。さっと湯通しすると適度に脂が落ちるため、ジビエ料理が初めての方や、脂っこいメニューが苦手な方も美味しく食べられます。

その他、季節によっては熊肉のタタキなどのメニューも提供できます。外モモや内モモ、シンタマ、ウデ(肩)、スネなど、比較的肉質が硬めの部位も、煮込み料理やカレー、ローストなどにすれば、美味しく食べることが可能です。

滋養たっぷりな熊肉を食べるなら、あまからくまからへ

熊肉は古くから薬膳の材料として使われるなど、健康を増進させることが知られてきました。熊肉を食べると、貧血・冷え性の予防や、豊富なコラーゲンによる美肌効果が期待できます。また不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸が含まれるため、悪玉コレステロールを減少させるという特徴もあります。

滋養たっぷりな熊肉を食べるなら、ぜひ「あまからくまから」にご来店ください。山の神(キムンカムイ)と呼ばれるヒグマのステーキや、たっぷりと脂ののった熊肉をしゃぶしゃぶで食べる熊鍋など、初めての方でも楽しめる美味しいジビエ料理を提供いたします。

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この記事の投稿者

あまからくまから 店主 林育夫
この記事を書いたのは、ジビエ料理の専門店を経営する有限会社ティナズダイニング 代表の林育夫(はやしいくお)です。

1987年から飲食業界に携わっており、1994年に独立し日本橋人形町に自分のお店を構えました。
2000年には法人化し有限会社ティナズダイニングを設立しました。

現在は、東京都内で、熊、鹿、猪、鳥などの新鮮なジビエ料理が楽しめる「あまからくまから」と、アイヌの伝統文化を体感しながらアイヌ料理を味わえる「ラムレンカイネ」を運営しています。

TBS「ラヴィット」やNHK「NHKスペシャル」などのテレビや、新聞「日刊スポーツ」、雑誌「おとなの週末」など多数のメディアでもご紹介いただいています。
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