ジビエ料理 あまからくまから・東京

日本橋人形町と浅草にあるジビエレストラン

ほんとは教えたくない。知る人ぞ知る、特別な穴熊の話

東出昌大さんのYouTubeチャンネル、ご覧になりましたか?

その中でも、**「#14-B 穴熊の角煮」**の動画は、多くの人々の心を捉えたようです。東出さんの言葉と表情は、その美味しさを雄弁に物語っていました。

当店にも、動画を見て「本物の穴熊の角煮を食べてみたい」と、数多くのお客様がご来店くださいます。そのたびに思うのです。この本当に特別な美味しさを、知ってくださる方が増えるのは、とても嬉しいことだと。

今回、このブログを読んでいるあなただけに、ほんとは教えたくない、特別な穴熊の魅力についてお話ししようと思います。


「特別な穴熊」

動画でご覧いただいたように、穴熊は冬眠に備えてたっぷりと脂を蓄えます。この脂こそが、穴熊を特別なジビエたらしめる最大の理由です。

一般的な豚の脂とは全く違う、上品で澄んだ甘み。熱を加えるとまるでフォアグラのようにとろけ、煮汁に溶け出した旨味は、他では決して味わうことのできない深いコクを生み出します。
「特別な穴熊」アナグマは果物が大好きで、熟して落ちた柿を食べに来ます。一週間ほど食べさせた後に罠をかけて獲ります。この穴熊の脂はとてもフルーティで特別な美味しさです。
僕たちはこの穴熊を「柿穴熊」と呼んでいます。
毎年10月の終わりごろからこの穴熊がメニューにのりますので、是非食べてみてください。

また当店の穴熊は、信頼する猟師さんから最高の状態のものを厳選して仕入れているので、臭みがなく、肉本来の純粋な旨味だけが際立つのです。


究極の「角煮」は、プロの技が凝縮されている

東出さんの動画では、家庭でも再現できる調理法が紹介されていました。しかし、当店でご提供する穴熊の角煮は、それとは次元の違う味わいです。

私たちのこだわりは、一つひとつの工程にあります。脂身と肉のバランスが最も良い部位だけを厳選し、丁寧に下処理を施します。そして、穴熊の旨味を最大限に引き出すために、秘伝の配合で調合した煮汁で、じっくりと時間をかけて煮込んでいきます。

長年の経験から培われた、火加減の微調整があってこそ生まれる、「とろとろ」の食感。肉の繊維が驚くほど柔らかく、口の中でほろりとほどけるのは、この手間と時間を惜しまない、プロの仕事があるからです。


命をいただくことへの、密かな決意

東出さんのチャンネルが多くの人に支持されるのは、ジビエという食を通して「命をいただく」ことへの真摯な姿勢が伝わるからではないでしょうか。

私たちも、その想いを大切にしています。東出さんが冬の厳しい山で命と向き合ったように、私たちは、その命を最高の形で料理として昇華させることに、密かな誇りを持っています。

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この記事の投稿者

あまからくまから 店主 林育夫
この記事を書いたのは、ジビエ料理の専門店を経営する有限会社ティナズダイニング 代表の林育夫(はやしいくお)です。

1987年から飲食業界に携わっており、1994年に独立し日本橋人形町に自分のお店を構えました。
2000年には法人化し有限会社ティナズダイニングを設立しました。

現在は、東京都内で、熊、鹿、猪、鳥などの新鮮なジビエ料理が楽しめる「あまからくまから」と、アイヌの伝統文化を体感しながらアイヌ料理を味わえる「ラムレンカイネ」を運営しています。

TBS「ラヴィット」やNHK「NHKスペシャル」などのテレビや、新聞「日刊スポーツ」、雑誌「おとなの週末」など多数のメディアでもご紹介いただいています。
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