ジビエ料理 あまからくまから・東京

日本橋人形町と浅草にあるジビエレストラン

粋な下町で出合う、野趣あふれる恵み 「あまからくまから浅草」

浅草といえば、雷門や仲見世通り、人力車が行き交う活気ある街並みを思い浮かべる方が多いでしょう。江戸の情緒と新しい文化が混ざり合うこの場所で、なぜ「穴熊」なのでしょうか。

その答えは、浅草が古くから「食の街」であり続けてきたことにあります。天ぷら、うなぎ、どじょう…多くの名店が軒を連ね、江戸っ子の食へのこだわりが息づいています。そんな美食の街だからこそ、都会ではなかなかお目にかかれない、特別な食材が求められてきました。穴熊は、まさしくその究極の形と言えるでしょう。
江戸時代には「むじな」と呼ばれ、薬として珍重されていたといいいます。滋養強壮に良いとされ、人々の健康を支える貴重な食材でした。現代に生きる私たちも、その知恵を受け継ぎ、古くから愛されてきた恵みをいただくことができます。

脂の旨みがとろける、魅惑の味わい

穴熊は、冬眠に備えてたっぷりと栄養を蓄える晩秋から冬にかけてが旬。その最大の特徴は、なんといっても口の中でとろけるような極上の脂です。一般的な肉の脂とは異なり、しつこさがなく、ほのかに甘く、芳醇な香りをまとっています。

一口食べれば、その豊かな香りと甘みが口いっぱいに広がり、思わず目を閉じてしまうほどの幸福感に包まれます。丁寧に下処理された肉は、臭みもなく、穴熊本来の深い旨みが凝縮されています。鍋にすれば、脂が溶け出した出汁で野菜も格別の美味しさに。炭火でじっくり焼けば、表面はカリッと香ばしく、中はジューシーな旨みが閉じ込められます。


浅草で体験する「非日常」

浅草で穴熊を食べるという体験は、単なる食事を超えた「非日常」の冒険です。

華やかな観光客で賑わう通りから一歩路地に入れば、そこには静かで落ち着いた時間が流れています。古民家を改装した隠れ家のような料理店で、ゆったりと腰を据え、目の前に供される穴熊に舌鼓を打つ。

それは、まるで時間が止まったかのような、不思議な感覚。都会の喧騒から離れ、野生の恵みをいただく。古き良き日本の風景と、野趣あふれるジビエという異質な組み合わせが、独特の魅力を生み出しています。

都会の真ん中で味わう、大自然の贈り物

浅草で穴熊を食べることは、ただ美味しいものを食べるだけではありません。それは、都会の真ん中で大自然の息吹を感じ、命をいただくことへの感謝を改めて感じる機会です。

一見ミスマッチに思える浅草と穴熊の組み合わせは、実は互いの魅力を引き立て合う最高のペアリングと言えるでしょう。下町情緒あふれる粋な空間で、心ゆくまで**「ジビエの王様」**を堪能してみませんか。それはきっと、忘れられない特別な思い出になるはずです。

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この記事の投稿者

あまからくまから 店主 林育夫
この記事を書いたのは、ジビエ料理の専門店を経営する有限会社ティナズダイニング 代表の林育夫(はやしいくお)です。

1987年から飲食業界に携わっており、1994年に独立し日本橋人形町に自分のお店を構えました。
2000年には法人化し有限会社ティナズダイニングを設立しました。

現在は、東京都内で、熊、鹿、猪、鳥などの新鮮なジビエ料理が楽しめる「あまからくまから」と、アイヌの伝統文化を体感しながらアイヌ料理を味わえる「ラムレンカイネ」を運営しています。

TBS「ラヴィット」やNHK「NHKスペシャル」などのテレビや、新聞「日刊スポーツ」、雑誌「おとなの週末」など多数のメディアでもご紹介いただいています。
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