先週から提供している羆の炭火焼なんですが実は、OSO18でした!
北海道東部の標茶町や厚岸町で2019年からウシ66頭を襲い、酪農家を恐怖に陥れてきたヒグマ「OSO18」がついに駆除されました。 先月まで罠に見向きもせず、写真も撮られたことがないほど、用心深い熊で忍者熊とも呼ばれていました。
実は先週から提供している羆の炭火焼なんですが、OSO18でした! 300キロ超えとは聞いていたんですが、まさかOSOだったとは! 昨日、DNA鑑定で判明したそうです。 悪い羆だったとはいえ人は襲っていないので、召し上がった方はご安心ください。
アイヌの世界では「よい行いをしている者のところにカムイである動物がお肉や毛皮をおいていってくれる」という考えがあります。 今回、当店にきたのもなにかの縁なのでしょう。 「カムイオハウ」(羆は山の神です)として提供しようと思います。 9月の頭にちょうど阿寒アイヌコンサルンの理事長が来て「チセノミ」をやっていただくので、お肉もお清めしてもらおうと思います。
OSO18の提供について
たくさんのお問い合わせありがとうございます。
OSO18のお肉はお付き合いがある阿寒アイヌコンサルンの理事長にお清めをしていただいた後、カムイオハウ(熊鍋)として9月8日より提供いたします。提供価格は一人前7800円です。この価格は普段から提供しておりますカムイオハウと同じ価格ですのでご安心ください。多くの人々を悩ませた羆ですが、最後はみなさんに喜こんでいただきカムイモシリへと送りたいと思います。
なおお清めは系列店「ラムレンカイネ」にて9月7日に行われる「チセノミ」の中で行われます。
その後ラムレンカイネでもコース料理「カムイの贈り物」にて提供いたします。
ラムレンカイネはこちらから
OSO18のお清めについて
アイヌの方にお清めをお願いしたことからイオマンテ(熊の霊送り)ではないのか?というお声をいただきましたので追記させていただきます。
当店のお客様に心配いただかないようにするのが目的です。
もちろんですがOSO18の復活祈念💦とかでは全くありません。
もともと系列店でのチセノミが決まっていたのでその流れでのお願いになっています。
公金を使用するわけでもありません。