四季の移ろいが美味しさにも影響してくるのが、
ジビエの魅力のひとつ。
特別なジビエ料理を体験しませんか?
ジビエ《旨さの冬》のスタート。
12月になると、熊の季節が始まります。冬眠するまでの1ヶ月が勝負。
クマの脂がつくのはこの時期だけなので、脂がよくついた熊の価格は神戸牛より高くなります。
ヒグマは、アイヌにおいては〈キムン・カムイ〉つまり「山の神が人間の世界に仮の姿で現れたもの」で、その肉は神からの贈り物なのだそう。
あまからくまからでは、この〈キムンカムイ〉のメニューを作りました。ぜひご賞味を。
狩猟期に入る、鳥類もこの頃が一番美味い!
真鴨、カルガモ、尾長鴨などがおすすめです。
1月のみかんが美味しい季節になると、みかんを狙う動物の肉も脂がのりフルーティな甘さになってきます。
広島県生口島の「みかん猪」が美味しい。
食べすぎて皮まで黄色、脂もうっすら黄色がかった、極上品です。
またステーキ用の猪は、長崎県諫早市鳥獣処理加工販売組合の梁瀬(やなせ)さんに熟成をお願いしています。
梁瀬さんはドイツで日本人としてはじめて食肉マイスターになられた方。
出荷は雌のみというこだわりで、 自慢のイノシシ肉です。
北海道上川からエゾ鹿肉も届く、まさに《ジビエの旬》がいっぱいです。
さっぱりとした味わい、養殖も魅力の《軽やかな春》。
2月は狩猟期が終わるので、鳥類はこの頃でほぼ終了しますが、愛媛鬼北の町おこし事業「養殖」のキジはとても美味。
また3月はみかんが一番甘くなるので、ミカンを食べた動物の肉も更に甘みが増します。
4月〜5月、春の木の実を食べる猪は、さっぱりとした甘い脂になりとっても美味。
熊本のベテラン猟師、大寺さんのイノシシの出番です。
夏バテ防止に、スタミナ補給の《強さの夏》。
6月、暑くなってきたらジビエのタタキでスタミナ補給がおすすめです。
アナグマ、真鴨、イノシシなどなど、この時期はたたきが美味い!
さらに暑くなる7月〜8月の盛夏は、鹿の季節。
秋の生殖にそなえた雄の鹿は、たっぷりと脂をつけます。また牡鹿は一年で一番肉が美味しくなります。
冬に向かって加速する旨さ、《実りの秋》。
9月〜10月、牝鹿はまだまだ美味しい時期。
またどんぐりを食べた猪も、脂がのって美味しくなってきます。
11月頃、柿がとれるようになると穴熊の脂がのりはじめます。
柿をたっぷり食べた(荒らした)アナグマは、この頃が一年で一番美味しいのです。
真冬になると、狩猟期に入る鳥類も入荷してきます。